ジュエリーや高級品は、家財リストの中でも特別な位置を占めています。婚約指輪、代々受け継がれてきた品、人生の節目に贈られたものなど、気持ちの上で最も大切なものであることが多いからです。同時に、金銭的に最も価値が高く、最も補償が不足しがちなものでもあります。一般的な保険では、電子機器や家具とはまったく違う扱いを受けるからです。
ジュエリーの保険の問題
一般的な住宅保険や賃貸向けの家財保険の多くは、ジュエリーに個別の上限を設けています。コレクションの実際の価値にかかわらず、盗難の補償は1,000〜2,500ドル程度が一般的です。つまり、次のようなことが起こります。
- 15,000ドルの婚約指輪でも、一般的な保険では1,500ドルか2,500ドルまでしか補償されない
- 30,000ドル相当のコレクションでも、3,000ドル相当のものと同じ補償しかない
- 「原因不明の紛失」(どこにあるかわからなくなった場合)は、一般的な保険ではまったく補償されないことが多い
解決策は、高価な品を個別に登録すること、つまり鑑定額で1点ずつ保険に追加することです。ただし保険会社は、記録がなければ個別の登録を受け付けず、高価な品には専門家の鑑定書も求めます。
1点ごとに記録すること
500ドルを超えるジュエリーは、1点ずつItemtopiaに次の情報を記録しましょう。
写真: - 正面から。大きさがわかるよう、できれば身につけた状態で - 石座と石のアップ - ホールマークや刻印(指輪なら、たいていリングの内側) - 名入れなどの刻印 - 箱があれば、箱に入った状態
詳細: - 説明(品物の種類、金属、石) - 金属の種類と純度(18金、プラチナ、スターリングシルバーなど) - わかれば、宝石の種類、カラット数、品質のグレード - わかれば、メーカーやデザイナー - 購入日と価格 - 購入した場所 - 鑑定額と鑑定日 - 鑑定書(アイテムに添付) - 該当する場合は鑑定・鑑別の証明書(ダイヤモンドならGIAのグレーディングレポートなど)
鑑定を受ける
専門家の鑑定は、ジュエリーの保険の要です。資格のある鑑定士は、次のものを提供します。
- 品物の詳しい説明書き
- 宝石のグレーディング
- 現在の市場価値の評価
- 保険会社が個別の登録のために受け付ける書類
保険のためには、再調達価額での鑑定、つまり同等の品質の品を今買い直すといくらかかるかの鑑定を受けましょう。
信頼できる鑑定士の見つけ方: 米国宝石鑑定士協会(ASJA)や全米宝石鑑定士協会(NAJA)などの資格を持つ鑑定士を探しましょう。ジュエリーの買い取りや販売もしたがる鑑定士は、利益相反になるため避けます。
鑑定は定期的に更新しましょう。 貴金属や宝石の価格は大きく変動します。3〜5年以上前の鑑定では、今の再調達価額を大きく下回っているかもしれません。保険会社の条件も確認しておきましょう。
ジュエリーを上手に撮影するには
良い写真は、保険のための記録としても、盗まれたときに品物を特定するためにも欠かせません。
- 清潔な白や、無地のグレーの背景を使う
- 自然光やリングライトがおすすめ
- アップの撮影には、スマートフォンのポートレートモードやマクロモードを使う
- 複数の角度から撮影する
- 少なくとも1枚は、大きさがわかるよう硬貨や定規を一緒に写す
- 指輪は、ホールマークが写るようリングの内側を撮影する
- ダイヤモンドは、石の特徴が写るように撮影する
ジュエリー以外の高級品
同じ考え方は、ほかの高級品にも当てはまります。
高級腕時計: - 正面、背面、裏ぶたを撮影する(シリアル番号が刻印されていることが多い) - ブランド、モデル、リファレンス番号、シリアル番号を記録する - 元の箱と保証書などの付属書類を保管する。価値に大きく影響します - わかればムーブメントの種類をメモする - 1,000ドルを超える腕時計は鑑定を受ける
ブランドバッグ: - 正面、背面、内側、シリアル番号のタグを撮影する - 購入時のレシートを保管する。真贋の確認でよく必要になります - モデル名とシリアル番号・製造コードをメモする - ギャランティカードがあれば記録する
高級な靴や衣類: - 高価なものは1点ずつ記録する - タグと購入時のレシートを撮影する
毛皮: - 撮影し、専門家の鑑定を受ける - 一般的な保険の多くは、ジュエリーと同じように毛皮にも個別の上限を設けています
美術品や彫刻: - 保険のための貴重品の記録について、専用のガイドをご覧ください
保管と防犯
きちんと保管することで、ジュエリーを傷みからも盗難からも守れます。高価なものの保管場所を記録しておきましょう。
- 自宅の金庫(メーカー、モデル、設置場所を記録します。暗証番号そのものは記録しません)
- 銀行の貸金庫(どの銀行の何番の貸金庫かを記録します)
- ジュエリーボックスや専用の収納家具(置き場所をメモします)
普段身につけない高価な品は、銀行の貸金庫に預けるのが最も安全です。どのアイテムを預けていて、どのアイテムが自宅にあるかをItemtopiaにメモしておきましょう。
保険に個別に登録すべきとき
次のようなジュエリーや高級品は、個別に登録しましょう。 - 保険のジュエリーの上限を超える価値があるもの - 原因不明の紛失も補償してほしいもの - 思い入れがあり、きちんと買い直せることが大切なもの
保険の担当者に相談しましょう。個別の登録には一般的に鑑定額の年1〜2%ほどの費用がかかりますが、補償の範囲はずっと広くなります。
まとめ
ジュエリーや高級品は、家財リストの中で最も丁寧に記録すべきものです。価値が高く、気持ちの上でも大切で、なくしたり、盗まれたり、傷ついたりしやすいからです。1点ずつ撮影し、高価なものは鑑定を受け、保険が実際の価値を反映しているか確認する。それは、持ち物を守るためにできる最も大切なことのひとつです。
Itemtopiaでできること
Itemtopiaは記録を実用的に保ちます。写真、スペース、アイテムの詳細、レシート、保証、書類、メモ、リマインダー、修理履歴、QRコード、エクスポート、共有アクセスのすべてを、対象のアイテムに結びつけておけます。
